中級プログラム
商品名での検索対策 -集客数アップのテクニック
ショッピングモールは商品ページが入り口になるので、 適切な登録の商品を増やせば増やすほど サイトへのアクセス数を増やすことができます。
1.商品名での検索対策
■上位表示されないと無いも同然
ショッピングモールの魅力は商品数の多さですよね。
ですが、出店者の立場となると競合する商品が多ければ多いほど
自社の商品をアピールすることが難しくなってしまいます。
例えば、ソファで検索してみると
約6万点以上のアイテムが検索結果に出てきます。
この中から欲しい商品を見つけるのは至難の業ですよね。
ましてや、1ページ目に表示されればまだしも
4ページ、5ページ以降となってしまうと
見てもらえる可能性はぐっと減ります。
見つけてもらえないとなると、無いものと同じなので、
これは死活問題です。
なんとかして1ページ目に表示したいですよね。
どうしたら、上位表示されるのか?
それはぜひ、コンサルサービスをご利用のクライアント様に直接ご説明したいと思いますが、ちょっとだけここでヒントをご紹介します。
■その商品名、誰もが知っていますか?
商品名は何気なく登録してしまってはいませんか?
そもそも検索結果に表示させるためには、
商品名などの検索対象項目に、そのキーワードを入れておく必要があります。
例えば、デスクの上にもある「シャープペンシル」
これを探しているお客様のために自ストアの製品を表示させるためには
当然「シャープペンシル」というキーワードを商品名など
検索対象項目に入力しておかなければなりません。
でも、果たしてどれくらいの人が
「シャープペンシル」と検索するでしょうか?
そうなんです、
商品によってはさまざまな呼び方があり、「シャープペンシル」も
「シャーペン」や「シャープ」「シャープペン」はたまた
「ノック式ペン」なんて呼ばれ方もするかもしれません。
当然、それらのキーワードが入っていないことには検索結果にも表示されないのでより一般的でお客様のニーズに合わせたキーワードを選定して入力しておく必要があるのです。
■キーワードを入れる場所は?
ニーズにあったキーワードの選定はもちろんのこと
どこにそのキーワードを入力するのかも
非常に重要なポイントです。
検索結果で一番目につく文字列はやはり商品名。
例えば、「シャーペン」を探しているとして
ぱっとみてわかる場所に「シャーペン」というキーワードが入っていないと読み飛ばされてしまう可能性もあります。
検索エンジンを意識しつつ
あくまでもユーザー目線で、どこにどのように入れればわかりやすいか
ということも注意することが重要です。
■複合キーワードの効果
お次は更に踏み込んだ商品名のつけ方です。
どうしても、キーワード一つだけだと、
競合商品が多すぎて、勝負にならない場合があります。
また、お客様にとっても探しにくいという現象が発生します。
そこで複合キーワードの登場です。
複合キーワードは、「ソファ +○○」など
更に条件を追加して絞り込むためのキーワードです。
ソファといって、さまざまな種類がありますよね。
ローソファ、革ソファ。ソファベッド、などなど
ソファだけでは検索結果が多すぎるので、
お客様は更に絞り込んだキーワードを盛り込んで
商品を探そうとします。
例えば、販売しているソファがローソファなら、
ローソファで検索してみると
一気に商品数が8,000点までに絞り込まれます。
6万点のTOP20位よりも、グッと狙いやすいですよね。
更に、お客様は黒のローソファーガ欲しいと仮定して
ローソファ ブラックで検索すると
1,500件ほどに更に絞り込まれます。
6万点と比べると楽勝の領域ですね。
つまり、商品の性質とお客様のニーズにあった
複合キーワードを盛り込むことで、
キーワードで絞り込まれたときにも
上位に表示させることができるようになります。
ちなみに基本プログラムで、きちんとスペックを入力していれば
左のカテゴリーから下ってきた場合でもばっちり表示されます。
■複合キーワードの選定
ではどうやって複合キーワードを選定すればいいのか?
複合キーワードを選定するための方法を紹介します。
さまざまな方法がありますがこちらの方法が特におすすめです。
- Yahoo!ショッピングの「関連検索ワード」を参考にする
- 統計情報のストア外キーワード実績を参考にする
上の「関連検索ワード」はYahoo!ショッピングで
何かキーワードを検索すると検索ボックスの下に出てくる
絞込み用のキーワードです。
リンク先は、記載されているワードの通りの検索結果なので、
関連している商材でしたら、ぜひ入れておきたいキーワードです。
この関連キーワードは、「関連キーワードサーチツール」で簡単に取得できるので、ぜひ使ってみてください。
統計情報を使った調査では、主にニッチな複合キーワードを見つけ出せることができます。
統計情報をよく見ると、ビッグワードと商品を絞り込むような、特定するようなキーワードが実績に上がっていることがあります。
これは貴社ストアへの誘導ができ、更に販売実績にもつながった重要なキーワードです。
ニッチゆえ、ボリュームは少ないかもしれませんが、高い購買率が期待できます。
統計情報から売れるキーワードを見つけるには「統計情報アドバイザー」のご利用がおすすめです。
★関連キーワードサーチツールを活用する
関連キーワードの調査はアルゴノーツが提供している関連キーワードサーチツールで調査が可能です。
関連キーワードサーチツールなら、気になるビッグワードを入力すれば、ヤフーショッピングだけではなく、楽天市場やAmazon、Googleの関連キーワードも一気に取得してくれます。
関連キーワードサーチツールはどなたでも無料でご利用頂けますのでぜひご活用ください!
■「ソファ 黒」か 「ソファ ブラック」か
色を表現したいときなど
意味は同じなのだけど、どちらを表記したほうがいいのか
判断が付かない場合があります。
結論から言いますと、現状では
両方入れるべきです。
「ソファ 黒」と 「ソファ ブラック」での
検索結果を比較してみるとよくわかりますが、
検索エンジンは「黒=ブラック」と認識してはくれませんので
検索結果は異なります。(キーワードによっては検索エンジンが自動で同義と認識するものもあります。)
ですのでどちらも入れておけば、検索される可能性があります。
では、どちらかを優先させるとしたら?
まず最初に、先ほどの3項目に該当する項目がないかチェックします。
そこで表示されていたほうを優先的に使うほうが良いでしょう。
そこでも比べられなかったら、Googleトレンドがおすすめです。
Google トレンドで
「ソファ 黒」と「ソファ ブラック」を比較してみると
若干「ソファ 黒」が優勢なので、そちらを選択することにします。
但し、検索の傾向は常に変動するので、
しばらくするとこれが逆転することもあります。
効果測定の繰り返しで、ベストを探していく必要はあります。
■同義語、類語の探し方
ブラックって他にどんな呼び方があるかな?
といったときに便利なのがweblioです。
ブラックで検索してみると
黒のほかに、黒色というキーワードも見つかります。
黒色というキーワードで検索されるかというと
非常に微妙なラインですが。
「ソファ 黒」・・・まだ千件以上ある・・・
「ソファ 黒色」なら・・・おっ!探しやすい!
超ニッチを攻めたいときには有効かもしれません。