基本プログラム
商品や自社の強みを訴求しているか? -転換率アップのテクニック1
画像とわずかばかりの文言で商品登録を終わりにしていませんか?
お客様が商品を手にとって見て、レジまで持ってきてくれるまでの
一連のストーリーをWEBで伝える必要があります。
1.商品説明は詳しく明解か?
商品ページ一つ一つが営業マンです。
画像が一枚だけで、ちょこちょこと仕様が書いてあるだけの商品ページではお客様はほとんど中身のわからない商品を買ってもらうようなものですよね。
当然、得体の知れないものにお金を出すのは勇気がいります。
商品ページには欲しい情報を提供できる営業マンになってもらわないといけません。
お客様の求めるニーズに合わせた情報をストーリー仕立てにして提案することで転換率を上げます。
掲載したい情報は、
まず商品カテゴリーによって情報の内容が少し異なります。
- ナショナルブランド品 (電化製品など、誰でも知っているもの)
- プライベートブランド品 (自社製品がメイン)
大きく分けてこの2カテゴリーです。
このカテゴリー別にどんな情報をお客様に
提供すれば良いか対策を考えましょう。
■ナショナルブランド品
まずあらかじめに現実を把握しておく必要があります。
ナショナルブランド商品をバカスカ売るためには価格勝負が非常に大きなウェイトを占めています。
特にテレビや冷蔵庫など、誰もが知っているメーカー製で
誰もが知っているものだったら、後は価格で勝負するしかありません。
かなり昔からこの問題をどう切り抜けるかが
課題になっていて、多くの総合スーパーは自社でプライベートブランドを立ち上げていますよね。
リアル店舗なら「立地の利」がありますが、WEBでは関係ありません。
更に、ショッピングモール内の絞込み検索や価格比較サイトにより、1番安い(条件の良い)モノだけが目立って売れていく仕組みになってしまっています。
それでも更に競合と差をつけて売っていくためには
「痒いところに手が届く提案」
をしなくてはなりません。
例えば、「商品の対応状況」などの競合店が手をつけたがらない面倒な情報を詳しく載せるなど、
いざ自分が買おうと思って、少しでも気になることや不安になることを、できるだけ詳しく公開する必要があります。
特にプリンターのインクなどがそうですが、
対応機種が書いてあれば、安心して買うことができますよね。
でも、書いてないと、ちょっと悩んでしまいますよね。
そして更に、「間違った場合は返品OK!」なんて記載があったら
更に一押ししてくれるでしょう。(これをやるにはかなりリスクもありますが・・・)
もしくは、「送料が無料になる」とか、「保証が充実」
「すぐにお届け」など競合と比べて少しでも優位な点を存分に訴求する必要があります。
「他のお店でも買えるけど、うちで買うと色々お得でもっと安心できて良いよ」
ということをどこまでアピールできるかがポイントです。
価格縛りなどがあって、強みを訴求できない場合、「ポイントシミュレーター」を導入して、ポイント分を差し引きした実質価格訴求ができるツールもおすすめです。
特に5のつく日などポイントキャンペーンでお得になる日は転換率が非常に高くなります。今がお得と伝えるためにもポイントシミュレーターはとても有効なのです。
■プライベートブランド品
ここで言うプライベートブランド品とは、
完全自社製品だけではなく、あまりメジャーでは無い商品のことも含まれます。
また、今後WEBで売上を伸ばしていくためには、
独自性のある商品が不可欠と考えています。
ここでの内容は大変手間のかかる作業ですが、
時間をかけてでも取り組みたい重要な項目でありますのでご参考にしてください。
例えば、インテリアや洋服、食品など、一部のブランドはありますが、 デザインだとか、使用感、味なども判断材料として大きなウェイトを占めている商材もあります。
これらの商品は品番などで比べることができないので
一度ページを見てくれた人に
どれだけその商品の魅力を実際に伝えられるかがカギになります。
実際にリアル店舗でお買い物をするときも、
その商品を手にとってぐるっと全体を見回しますよね。
手触りや質感、使用感など気になりますよね。
それと同じ流れをできるだけWEBでも表現することが必要です。
一例として
- 画像はあらゆる角度のものを掲載する
- サイズ、質感の伝わる画像を使用する
- 実際に使っている写真を使用する
- 20%増量!など具体的な数字の情報を掲載する
- 実はこういう使い方もできる!などキメの一手を用意する
このように一連の流れをストーリーにして提案する手法。
実は、テレビ通販ショップさんなどでよく見るアレと同じです。
実際にこの手法はすでに多くのお店で使われていて、
特にインテリアショップさんや雑貨屋さんなどは非常に上手にうまく表現しています。
手に取ってからレジに持っていくまでのストーリーを
商品ページでもイメージしてもらえばよいということです。
今後、競争が激化していく中で、コンテンツ力は非常に重要なウェイトを占めています。
いきなり全ての商品を作りこむのは大変ですが、
まずは売れ筋から、徐々に画像やキャッチコピーを増やしてあげることの積み重ねがお店の発展へのつなげてくれるのです。
Yahoo!ブログなどを活用して更にリッチなコンテンツで訴求する方法もありますが、それはもう少し上級のプログラムでご紹介したいと思います。
★ページ制作にもノウハウがあります!
アルゴノーツでは売れる目線でのページ制作も承っております。 是非一度ご相談ください。
商品の魅力を様々な方法で紹介したい!というご要望にページコンテンツの企画立案から制作までおまかせ頂きました。