基本プログラム
お店の魅力を訴求できるレイアウトか? -回遊率アップのテクニック1
商品ページはお店の入り口・・・「ショーウィンドウ」のようなものです。例えば、 そのショーウィンドウを覗いたら、もっと安くて魅力的な商品があった。
あ、お店の中を見ると全品半額コーナーがある!ちょっと見てみようかな・・・。
この項ではお店の中にお客様を引き込む仕掛けを用意しましょう。
1.おすすめ商品の登録
■おすすめ商品の役割
Yahooショッピング商品データには一つの商品に対し
最大20アイテムまでおすすめ商品の登録をすることが可能です。
おすすめ商品の登録をしておけば、
「お洒落な時計を探していてショーウィンドウを覗いてみたら
隣にもっと好みの時計があった!どれどれ見てみよう」とか
「お洒落な時計を探していたけど、ちょっと高いなぁ・・・。
あ!
時計用電池交換キットをみつけた!これも見てみよう」
なんて流れを作ることができます。
統計情報でお客様行動履歴詳細を見るとわかりますが、
実はかなり多くのお客様は、一つの商品をチラっと見て帰ってしまっています。
せっかく来てくれたお客様なので
関連した商品を提案して、もう少しお店を見てもらいましょう。
ここで入力したい項目は
- relevant-links (おすすめ商品)
この項目だけです。
しかもおすすめ商品は商品データをCSVで管理していれば
商品コードを半角スペースでバンバン入れていけば良いだけなので
登録がとっても簡単です。
■何をおすすめすればいいか?
何を一緒に登録すればいいのか?
とても頭を悩ませますが、
せっかく20アイテムも表示できるので
4つぐらいに役割を分けて表示させましょう。
例えば、5アイテム×4段で表示をしたとして
- 1段目 同系統の商品の一番高い商品と一番安い商品
(デジタル時計ならデジタル時計のピンとキリ) - 2段目 同カテゴリの人気商品 (全ての時計の売れ筋5つ)
- 3段目 関連するアクセサリーグッズ (電池交換キットや替えのベルト)
- 4段目 お店全体の人気商品 (できればロングセラーの商品)
こんなイメージで、まずは考えて見ましょう。
商品一つ一つに別々のおすすめ商品を登録できれば
それに越したことはありませんが、手間を考えると
はじめは同カテゴリで1セット作ってコピーするのでも良いです。
まずは実行!
その後1段目と3段目を
入れ替えるなどいろいろ試してみる必要があります。
お客様にとっては、関連のある商品を一緒に見てもらうことで、
「欲しいものはちょっと高いけど、
似たような商品が予算内で買えるじゃん」
といった代替品の提案や
「あ、この革ベルト修復キット。こんなのあるんだね」
といった新たな気づきを提案することにより
お店に興味を持ってもらい、滞在時間を伸ばすことが重要です。
おすすめ商品の登録で可能性を最大限まで広げたい!
WEBの世界は膨大過ぎて一期一会が当たり前。
その一度のチャンスをどれだけモノにできるかが勝負です。
おすすめ商品は
一度考えれば登録しておくだけでOK!しかも一気にコピーできるので
ぜひとも登録しておきたい項目です。
★必ず記録と効果検証をしよう!
すべての対策において大事なのは、記録と効果検証です。
色々やったけど何が売上につながったのかわからない…では継続的に売上は伸ばせません。
そこでアルゴノーツが提供している無料ツール「スタンパー」を使うと、簡単に「いつ」「どの商品を」「どうしたか?」を記録することができます。
今回の例でいうと、ストアのコンテンツ更新にチェックを入れて、メモにはおすすめ商品で紹介した商品コード一覧を、該当商品コードには、おすすめ商品を設置した商品コードを入力すればOK。
この記録を振り返ることで、この日におすすめ商品で商品を紹介したから売れるようになった!ということが確認できます。
【ワンポイント】
おすすめ商品の入れ替え作業は大変…。その更新作業も自動化できるスーパーアイテムボックスが人気です。
更にYahoo!ショッピングスマホ版で売上を伸ばすなら、スマホdeレコメンドがおすすめ!