基本プログラム
商品登録がきちんとできているか? -集客数アップのテクニック2
2.スペックコードの入力
■露出の可能性が広がるスペックコード
今回のテーマは地味で手間がかかるけどとても重要な対策方法です。
入力しなくても商品登録ができてしまうので意外と未入力がちなのがスペックコードとプロダクトカテゴリ。
こいつらを入力しなくても検索結果に出すことはできますが、
これではYahoo!ショッピングの提供する絞込み機能の結果に表示されなくなってしまいます。
そこで、手間でも入力しておきたいのが
- product-category (プロダクトカテゴリ)
- spec1~10 (スペックコード)
この2項目です。
この項目は検索結果の左側に表示される
「条件を指定する」での表示に大きく反映されます。
例えば、スニーカーで検索して
メンズシューズ、紳士靴>スニーカーと
絞り込んでみた結果です。
検索結果はこちら
特に注目したいのが、
- 色
- 靴のサイズ
色やサイズをどれか選んでみるとわかりますが、
何十万件もあった検索結果が数千件~万単位まで絞り込まれました。
スペックを入力しておけばここに表示されますが、
そうでないとここではじかれてしまいます。
ここでもう一つ検索結果を比べてみます。
上の検索結果を比べてみると
なんと56,620件あった検索数が8,074件にまで絞り込まれてしまいます。(2019年7月調査時)
つまり、仮に「スニーカー」と検索して25.5センチで絞り込まれた場合でもスペックコードを入力していないと無いものとされてしまうのです。※この数値は常に変動します。参考までとご理解ください。
逆に言うと、競合が一気に減るので
入れておけばチャンスが一気に増えるということです。
入れないと絶対損をしますのできちんと登録をしましょう!
■ニーズに合わせたプロダクトカテゴリ
何も説明せずに絞り込み検索を始めてしまいましたが、
何か目的があって商品を探しているお客様のルートは大きく分けて
2つあります。
前者は検索するときに「スニーカー 25.5 ホワイト」など
複合キーワードを使って絞り込んだ検索で探すお客様です。
近年、だいぶ利用者も増えてきましたが割と情報リテラシーが
高い人がこの方法で商品を探します。
ヤフーショッピングはこの前者からの流入が多く、60%~70%は検索からの流入と言われています。検索対策(ヤフーショッピング内SEO対策)が重要であることがわかります。
後者は左側にあるカテゴリーを選択しながら
商品を探していく方法です。
最初に「スニーカー」と検索してから、更にカテゴリーから絞り込む
という方法も使われています。
重要なのが、
「売りたい商品と登録カテゴリがマッチしているか?」ということです。
例えば、靴は靴でも運動用のスニーカーを「ビジネスシューズ」に入れてしまうと、確かに毛色が違うので、目立つかもしれませんが、ビジネスシューズが欲しいと思っている人に見せてもまずクリックしてもらえないでしょう。
しかし、そのスニーカーが極めてビジネス向けで通勤靴として最適なスニーカーでしたら…、判断が変わります。
スニーカーの検索結果をまた見てみますと
カテゴリ名の右側に()で数字が記載されています。
これは、そのカテゴリーに登録されている商品数。
圧倒的にスニーカーは激戦区です。
ここにビジネスシューズとして使えるスニーカーを投入するのは
すこしもったいないかもしれません。
このようにお客様の求めるニーズに合わせたストーリーを考えて
プロダクトカテゴリーを登録する必要があります。
■面倒でも入れられる情報はすべて入れる
先ほど例に挙げた「ビジネスにも使えるスニーカー」を売るとしたら
例えば、
- 商品名
「スニーカー 通勤靴として使えるビジネスシューズ」 - プロダクトカテゴリー
「ビジネスシューズ」
こんな登録がいいかもしれません。
お客様が辿ってくるルートは千差万別です。
ここで重要なのは
あらゆる可能性も押さえておくということです。
必要な情報を入力するだけで、可能性が広がるのですから
入れておかない手はありません。
また、一度しっかりと登録してあげた商品は、優秀な営業マンとなってお店にお客様を連れてきてくれます。
ぜひ一度、ご登録の商品データを確認してみてください。
登録代行や検索対策などアルゴノーツでも行なっておりますのでぜひお気軽にご相談ください。
【ワンポイント】
検索対策に役立つ検索順位チェックツールがあります。
無料でお試しいただけますのでぜひお試しください。